標高289メートルの山域には、アラカシやクヌギ、アオキなどが自生。ほとんど全山が広葉樹におおわれ、明るい自然林となっています。ふもとの河原にはサクラが植えられ、花の季節や秋の紅葉シーズンには、特に多くの行楽客で賑わいます。
山の南・西面は比較的傾斜がゆるく、この方面から頂上近くまでは自動車でも登ることが可能。
川岸はカヌー広場、児童広場等として利用されています。笠置寺のある頂上付近には奇石・怪石が多く、ひときわ奇観を呈しています。
この地は『太平記』に描かれる後醍醐天皇の元弘の乱でも有名。その戦火を浴びながらも残った多くの史跡に、遠い昔をしのぶことができます。
昭和7年に史跡名勝の指定を受け、昭和39年に府立自然公園となりました。 ※笠置山…「京都の自然200選」歴史的自然環境部門選定
なお、この自然公園内には「もみじ公園」があり、毎年11月の1ヶ月間もみじのライトアップを行っています。〈もみじ公園のライトアップ〉11/1~11/30 17時~21時
《駐車場》 あり(笠置山山頂駐車場利用、1台500円)
《入場料》 ライトアップの時期・時間帯は、笠置寺への拝観料が無料となります。
※車椅子不可